製作依頼のお客さまから新しいキットが届きました。なんと、Ferrari156/85、イタリアGPの前期型です。メーカーはモデルファクトリーヒロ。しかも1/12!早々キットを確認しましたが、すごい、、!ため息がでます。自分がこの車に思い入れがあったのもあり、キットをもう1台注文してしまいました。156/85と言えば、思い出しますのはビンセントボシカの1/43のキットです。過去に5台ほど製作した事があります。当時は1/43でフルデティールは衝撃的でした。しかし、今回は1/12。モデルプラスという海外のメーカーで過去にキット化されていましたが、比較的ザックリしたできのキットでした。しかし、今回のモデルファクトリー製は申し分のない高精度キットです。構成はボディ、サイドポンツーン、トップカウリング、アンダートレイ等がレジン製で他はホワイトメタルやエッチングパーツ等々、座席は実車とおりレザーを貼り込めるようになっています。ホイールはアルミの引き物で、タイヤはすでにグッドイヤーのロゴがプリント済です。完成後にはこのタイヤにホワイトインクのロットリングで「SET4! Michele F/R」なんて入れれば最高ですね。ロッソコルサに塗られた156/85は存在感抜群と思います。願わくば、プレタの工房用にもディスプレイとして1台欲しい車です。今回作りますのはNO27のミケーレアルボレート車。残念にもミケーレは、2001年にルマン出場の為アウディでテスト中に亡くなってしまいましたが、ティフォシにとっては憧れの存在でしたね。では製作過程をレポートしていきますので宜しかったらまた覗いてください。