EC145 ドクヘリの続きです。当初JA117Rをモデルアップの予定でしたが、急遽、前世代のJA6910に変更です。理由は後ほど、、、。機体は、ベースカラーのホワイトと赤のナックルラインを入れました。今回は、この時点で全ての墨入れをしてしまいます。クリヤーコートの後ですと凹モールドがクリヤーで埋まってしまいシャープな墨入れが難しくなるようです。今回使いました墨入れ用塗料はタミヤの墨入れ塗料(グレイ)にさらに少し白いエナメルを加えています。機体のカラーが白なので少し柔らかい表現にするためカラーコントラストを近づけました。塗料は、そのまま使用するとかなり透明度が高く水っぽいので、1日程放置したボトルの上澄みのエナメルクリヤー分をスポイトで吸い上げ廃棄し、沈殿している顔料分のみ使用しています。そうすることでかなりくっきりとシャープな墨入れが可能です。余談ですが、最近のユーロ、エアバスヘリコプター系の実機ヘリはパネルラインやリベット処理がとても綺麗なので、作例の様な大げさな墨入れはどうか?と思ったのですが、今回はキットモールドを優先し、あえて墨入れしました。墨入れは、墨を入れた後、乾かないうちに余分な墨をサーっと綿棒や指で拭き取り、さらに女性が使用するネイルケアのスポンジポリッシャーで余分な墨を磨きとってしまいます。私は「エリコネイル」というスポンジポリッシャーを使用しています。驚くほど簡単にシャープなリベットやパネルラインが表現できます。さて本日は、その後すべてのデカールを貼り終えてクリヤーコートの準備完了です。機体の構造上、下部の登録記号のJAと6910の間隔が離れていますがまあ良しとしました。それにしても本日は無風のポカポカ陽気で日中、2~3フライト自家用のEC145を飛ばしたのですが気持ち良かったです!