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切り出したボディシェルの接着(のりしろを作ろう)

こんにちはデンデ部長です!

 

前回ウインドウの保護をして下準備が完了したので、今回はいよいよ切り出したボディシェルの接着をします。

 

この作業はコツが何点かあるので、そのコツを抑えれば綺麗に接着することが出来るとおもいます。

 

まずは使用する材料の紹介から、、、。

 

現在プレタで使用している接着剤はこちらのセメダインPPXになります。

この接着剤はPP素材でも良くくっ付きます。

 

 

ノズルはこちらを使用しています。ノズルはすぐ詰まってしまうのでドンドン新しいものに変えていった方が良いです!

あとセメダインPPXに付属しているノズルが一番使いやすいのでこちらはまず最初に使っておいた方がいいです! 捨てちゃダメ!

そして瞬間接着材のプライマーですが付属の物は使用しません。

 

PPボディの接着に使用するにはペン型だと作業しにくいからです。

 

プレタではこちらの瞬間促進剤を使用しています。

「LOCTITE SF7109 効果促進剤 アクセラレーター」

こちらは促進剤の中では白くなりにくいのでおすすめです。

あとスプレータイプの物が作業しやすいです。

 

あとはアルテコの瞬間接着剤用硬化促進剤もおすすめです。

17mlのボトルサイズが小さくて使いやすいです。

ロックタイトと比べると、アルテコの方が白くはなりやすいです。

 

ご紹介した材料はあくまでプレタが使用してるものをご紹介しているだけなので、ご自分で色々試されてお気に入りのものを使用されれば全然OKですよ!

 

 


 

 

では本題に入ります。

 

今回は前回切り出して下準備をしたボディーパーツ半身同士をいよいよ、くっ付けます。

前回はこちら→【その接着ちょっと待った!ウインドウを綺麗に仕上げて完成度を高めよう

 

半身同士のボディシェルを繋ぐのはキットに付属されているこのシート。

これを適当な幅に切って短冊状にします。

短冊が出来たらボディに付けていきます。

 

ボディの内側に短冊を乗せてマスキングテープで仮止めします。この時短冊は少しボディから余白を付けて貼ります。

 

この余白部分にもう片方のボディがくっ付きます。

こんな感じに仮止め出来たら瞬間接着剤で止めていきます。

 

ポイントは、、、

・短冊の反発力をボディになるべく伝えない事。

・接着材を流すのその瞬間に変な力を一切加えない事。

 

言葉だと何を言ってるのか分かりにくいと思いますので写真を見て下さい。

 

ヘッドのこんなカーブに真っ直ぐな短冊を付けようとしたら短冊の真っ直ぐに戻ろうとする力で、本来のボディの形状が変わってしまいます。

 

なのでボディの形状に合わせて短冊を癖付けして行きます。

こんな感じで何かに巻き付けたりして、短冊をボディのカーブに合わせていきます。

 

こうする事でボディが変形する事を防ぐ事が出来ます。

 

短冊を仮止め出来たら接着剤を付けていきます。

瞬間をちょっと流して、、、

硬化促進剤シュッ、、、と吹いて軽く固定したら、

ボディと短冊の間すべてに接着剤が回るようにします。

この接着で強度もドンドン出てきます。

一通りこんな感じで付けられればOKです。

こんな風に複雑な所は小さく切り貼りしていってもOKです。

ボディパーツに無理をさせないように短冊に角度を付けて、、、

こう言う所にも細かく短冊を張っていきます。

だいたいこんな感じで全体に貼れればOKです。

 

短冊貼り付け作業は以上となります。大切なポイントは、

・短冊の反発力をボディになるべく伝えない事。

・接着材を流すのその瞬間に変な力を一切加えない事。

 

とにかくボディの素直な形を殺さない事が美しく仕上げる上で一番大切です。

長くなりましたので、今日はこの辺で終わります。次回は【ボディがピッタリ合わないそんな時は、、、】についてをご紹介します。

 

お疲れ様でした!

 

デンデ部長

 

 

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