AW139が完成致しました。
塗装は、CLKシルバー、シーサーサイドブルー、ライトブルー、ルミオレンジ(蛍光)の順に実施しました。
特に問題もなく完成し、ホバリングや場周旋回飛行も良好です。
しかし、実機の名前って時代とともに変わりますね。
そもそもAWってアグスタとウエストランドの頭文字をとったのでしょうが、昔は、イタリアのジョバンニ・アグスタと英国のウエストランドは全く違う会社でしたよね。
アグスタは、109シリーズを整備士として整備した経験がありましたが、お世辞にも整備性がいいと感じたことは無く神経質で難しい機体でした。
しかしその速さはどの機体も寄せ付けず耐空検査の飛行ではコパイ席の整備士がデーター記入に間に合わないほどの飛行速度だったのを覚えています。
イタリアでは、「フライングフェラーリ」とか呼ばれていたこともあります。
一方、ウエストランドの実機を触ったことは無いのですが、思う出すのは有名なウエストランド・スカウトや、ウエストランドリンクス。
リンクスは、高性能で対戦車ヘリとしても活躍しました。対抗馬にBO105がありますがどちらも甲乙つけがたい存在です。私は、絶対BO105が好きですが、、、。
今回のAW139はそんな2つのDNAのいいとこを取った機体でしょうか。
素晴らしい機体にしあがっています。
時々思うことがあります、、、。
仕事でドイツ人とやり取りする事があるのですが、彼らはノウハウのすべてをオープンにしてくれます。
企業秘密という日本人的な考えは少ないように思います。
プレタにも毎日、接着剤は何をつかえば、、、?塗料は?多くの質問を頂きますが、時間が許すかぎり当方のノウハウをお話させて頂いております。
やはり、閉鎖的なスタンスは、結果成長を止めてしまうのかもとあらためて思う今日この頃です。
本機、AW139はこの後販売もしくは、オークションに出品予定ですので良かったら覗いてください。
さて、次は、PORSCHE917サイケの仕上げにかかります。