皆様こんばんは。実機、1/1 FA200 エアロスバルのレポートです。
先月26日より今月7日まで2週間弱、秋田に出張に行って参りました。
目的は、何年もかかってコツコツとレストアしてきましたFA200エアロスバルの耐空照明取得のための仕上げ作業です。
今回の宿は、秋田市内のダイワロイネットホテル。とても綺麗で感じのいいホテルで、おかげさまで、長期滞在も快適でした。
ホテルのロビーに飾ってありましたナマハゲのポスター、、、どうやらこのとぼけたナマハゲが、元祖、男鹿のトレンディーなまはげの様です。かわいいです!
空港の「ようこそ秋田へ」の花のオブジェや町の消火栓も気に入ったので写真に!私、秋田がすっかり好きになりました。
数年通っているのですが、一番好きな秋田の季節はやはり雪の降る季節ですね。
で、本題に。
作業初日は、残っていたペイント作業やタイヤ交換、航空法で定められている注意書きのステンシル入れ、そして内装の復旧を実施しました。日没の夕日にANAのダッシュ8が美しい!
作業は、一気に仕上げにかかります。
動翼のリギングなどをコンプリートにして、地上試運転が出来ますように機体を仕上げていきます。
仕上げ作業途中雷雨が!直後に綺麗な虹が出ました。試験飛行前に、オイル交換やplug交換を実施し、試運転は快調でした。
いよいよ試験飛行です!
試験飛行、すべての機器が正常で無事終了。とても静かで滑らかな機体に成りました。もちろん本番の耐空検査も無事終了!
全ての審査を終了し、航空局の航空機検査官が現場から本局に電話をし、「耐空証明の発行をお願いします!」といった瞬間は、数年来の苦労と夢が実現した瞬間でした。
今回、一緒に作業して頂いた、パイロットでもあり整備士でもある小型機業界のブラックジャックこと、谷口氏には心から感謝です。
ありがとうございました。
最期の写真は、耐空証明を取得し照明の消されたハンガーで次のフライトを待つエアロスバルです。
仕事を終え、帰路!ANA東京便の窓からエアロスバルの格納されている秋田ハンガーをみていざ帰路へ。さて、帰宅したらMi24ミルハインドの仕上げとMH6のテストです。
大変な作業もありましたがこのような機会を与えて頂いたエアロスバルのオーナーや、一緒に作業して頂いた谷口操縦士には心から感謝いたします。
ありがとうございました。