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Bell206 完成

皆様こんばんは。

ことしもあと1日。

おかげ様で、とても忙しい年でした。

大晦日、元旦も早々から製作ですが、来年もよろしくお願い致します。

さて、Bell 206 JA9475が完成しました。

ホバリングやエアワークも問題ありません。

今回の製作は色調の調合が若干複雑ではありましたが、その他は従来のBell206の製作と同じで特に問題はありませんでした。

とても熱心な依頼者様で、アンテナをつけてくださいとか、テールスキッドをつけれますか?とか何度も問い合わせをいただいたのですが、すべて標準に実施する工作なので問題ありませんでした。逆に心配をさせてしまいました。

念のためブレードのレインダメージウエザリングをしますか?と聞いたら「しないでください」との事。

聴いてよかった~あぶなかった~、、、

プレタの常連のお客様は、「今回もフルウエザリングで御願いします」

とか、「雪山での物資輸送につかれた感じのLAMAを表現してくださ!」

とか「機体清掃の時間もない忙しいドクターヘリを表現してください!」

とか、「ど~しても国連のガゼルが欲しいんじゃけん!(広島弁)」などなど、

マニアックなお客様が多いので、ついつい先入観でフルウエザリングしまう事もあります。

あらためてお客様の好みはいろいろと勉強になりました。

また、製作するときに許す限り依頼者の年齢や好みを伺うのですが、その方がイメージできますととても作りやすいです。

今回は比較的若い方で、依頼者様の好みでカンパニーレターを「アカギヘリコプター」にしましたが、

もともとは「日本農林ヘリコプター」の所属機でした。にしたでしょう。

このレンジャーも、整備士になりたての頃、川越ヘリポートに常駐していた機体でした。その後、アカギヘリコプターに売却されたのですね。

通勤していた頃、大宮からバスに乗り、治水橋で下車。

土手下の食料品店でパンを買って食べながら日農の送迎バスを待つのが日課でした。

当時、日農は、海外から機体を購入した時、クリームとルージュのカンパニーカラーに塗り替えず、輸入したままの塗装で運航させていた事がありました。

この9475もその一機だったと記憶しております。

というわけで本機は 2020年最後の作品となりました。

前にもお話しましたが、来年は、ヘリスケールクオリティの47の部品を使い日本農林ヘリコプターのG3BKH4 JA7577かJA7488を作りたいとおもいます。

それでは皆様、良いお年をお迎えください。

今年1年有難うございました。

 2021年もよろしくお願い致します。