こんにちは。
さて、現在H145M製作中です。
いつものようにDENDEから完成ボディーが送られてきて、いつも通りメカをインストール。
本日までに試験飛行等を終了しまして塗装前のディテールアップをしているところです。
この機体は何機か製作しているのですが、今回は内部メカにM2をチョイスしました。
作業は順調に進んだのですが、フェネストロンで予想外の苦労を。
テールモーターが新しいうちは順調でしたが、テストを繰り返し、モーターが過熱してくると劣化?し、テールコントロールが難しくなっていきます。
フェネストロンの息つきが始まり、異音が出てきます。
モーターの回転が高いので失速しているのでしょうかね、、、。
M2のフェネはおそらく日本では最初で、もしかしたら世界でも最初なので試作実験しながらの製作なので克服しなくてはならないことにあたりますね。
で、ドイツに相談した所、ペーターとヘリスケールのシェーラが一生懸命考えてくれて、すぐペーターがフェネを設計し羽角度の違う4種のフェネストロンを送ってくれました。
ペーターが言うには、フェネストロンの効率が悪いのは羽角角がマッチしていないせいだと。
もっと低ピッチにすれば効率が上がりコントロール性能が上がり、音も静かになるのではと、実験を続けました。
結果、ピッチ角34°のフェネストロンがベストであることが判明しました。
すこし過酷なテストをしましたが、モーター温度も上がらず、音も静かで飛行中のフェネストロンの音が心地いいです。
ヨーコントロールもなんの心配も要りませんでした。
結果をドイツに報告した所、もう少しピッチを低くしてみようかと。
あくまで完璧を求めるペーターでしたが、ここは私の感性に任せてくれまして34°に決定しました。
そういえば、昔のメルセデスベンツのCMのキャッチフレーズで
「最善か無か!」というのが思い出されました。
とにかく感謝です。ありがとう!
H145Mは、無事テスト飛行を終了して塗装前のディテールアップに進みます。
何といっても今回は、ドイツ空軍ルフトバッフェの塗装です。
愉しみます。