こんばんは。
本日はラジコンではなく実機関連の話題です。
実は私の住む埼玉県小川町では、毎年地元商工会さんが主催する「まちゼミ」というイベントがあります。
昨年あたりから商工会さんと計画を立ててたのですが残念ながら昨年は中止に。
リベンジで今年こそはと実行に踏み切った次第です。
そもそも「まちゼミ」とは地元の色々な企業や商店が自分たちの仕事を住民の皆様に紹介し色々な面で理解を深め、町の活性化を目的にしたゼミナールです。
今年はプレタも参加で10月1日に実施させて頂きました。
プレタの目的は小川町に住む小学生を対象にヘリコプターのすばらしさや空に関連する仕事に夢や興味をもってもらう事です。
そこでこのプロジェクトを知人のヘリコプターオーナーに説明したところ皆さん快諾。3機の実機ヘリコプターを小川町に誘致する計画が立ちました。
東京からは私の所属します航空会社の会長が自らBell206B3ジェットレンジャーを駆って参加して頂けることに、群馬からは古くからの知人のヘリオーナー2名が、ロビンソンR66とR44というヘリコプターで駆けつけてくれることになりました。
色々な準備に紆余曲折しなが数か月かかりました。
一番の難関は、ヘリコプターの降りたことのない小川町の運動公園に3機ものヘリを下ろすこと。
国土交通省航空局に臨時場外離着陸許可を申請が必要です。
さらに開催に当たって多くの方の協力を頂きました。
主題でありますゼミナールのプレゼンは友人の岡部氏が全て担当してくれました。
岡部氏は航空関連の同僚の女性や2名のお嬢さんとその旦那さん、お子さんも参加いただけました。
当日の会場整理や安全確保は、地元のパラグライダーチーム「あほうどり」の方々が10数名で対応してくれる事に。
その他ラジコン関連やドローンの友人も助っ人に来ていただける事になり、ドローンでの上空からの撮影はおなじ団地に住むドローンレーサーの日本チャンプ山田開人君が引き受けてくれました。
本当に皆さんのおかげで何とか当日を迎える事が出来ました。
前日の夕方、DENDE部長と着陸場所のグランドの除草作業を暗くなるまでやり終了した時には準備万端の達成感でした。
そして10月1日当日。
快晴無風。
それほど熱くもない絶好のコンディションの中、地上スタッフと会場準備していると1機づつヘリが飛来!
感動でした。やっと自分の街にヘリを降ろしたぞ!という気持ちで一杯でした。
ヘリがそろったところでいよいよゼミ開始です。
友人 岡部氏の周到な準備のおかげでゼミは無事終了。
ヘリの歴史、構造、原理など熱心に聞いて頂きました。
ゼミ終了後は、各自思いのまま記念撮影を。
ヘリを遠巻きに見つめていた可愛い子供たちも次第にヘリに慣れヘリをまじかで見たり、中にはへりに飽きてヘリの日陰でスマホに興じる無邪気な場面も。
個人的にこの最後の写真気に入っています。
みんなかわいい!
ゼミもエンディングに。
ヘリが帰投する前に当日のスタッフ全員で記念撮影を。
皆様本当に有難うございました。
ゼミは無事終了。
そしてヘリはそれぞれの基地に帰投。
最後に小川町を場周してくれたジェットレンジャーやカッコいいローパスをみせてくれたR44やR66、スタッフはヘリが見えなくなるまでみんななごり惜しそうでした。
掲載させて頂いた写真は、暑い中、終日撮影でお付き合い頂きましたラジコン技術誌の記者の佐々木さんやDENDEのツイッター友達のNさん、そしてラジコン仲間の新井さん、関根さんによる素晴らしいショットです。
この場をお借りして御礼申し上げます。
またDENDEのツイッターではプロのドローンレーサー開人さんによる素晴らしい動画が見れますのでそちらもご覧ください。
最後に、今回の町ゼミ開催にあたり2年超しで協力いただいた小川町商工会の担当の女性と室長には感謝の気持ちでいっぱいです。
これを機に、私とDENDEのかねてからの夢である、小川町に民間のヘリポートを設置し、救命、災害救助、イベントや観光、教育などの分野で小川町を活性化していきたいという目標にさらに近づいていきたいと思っております。
長いブログになってしまいましたが今回ご協力頂きましたすべての皆様や機会を与えて頂いた小川町商工会、並びに小川町に心から御礼もうしあげます。
ありがとうございました。