こんばんは。
久しぶりの投稿です。
今回はAS350。
20年以上前の話になるのですが、私が実機の仕事で北海道の方に実機のAS350を販売いたしました。
そして1年ほど前に、そのお客様から自分の機体と同じ模型が欲しいとリクエストされ同一のAS350を製作いたしました。
で、少ないですが実機の写真!
機体自体は全く問題なかったのですが、難関はデカールでした。
オーナーの会社のロゴや家族のイラストをデカールで表現するのDENDEが膨大な時間をかけて格闘致しました。
そして出来上がったデカールは、実機JA9863そのものでした。
デカールが解決したのでその後は順調。
内部メカは、OMP M2 EVOをチョイスし送信機は14SGとしました。
ボディーの剛性が欲しかったのでボディ内側から0.02mmカーボンシートを貼りこんで剛性アップしました。
塗装前の試験飛行でもM2EVOの性能のせいか抜群の安定感。
なんの問題もありませんでした。
上空から降下してくる様はまさに実機で整備士時代に毎度見慣れた風景です。
懐かしい。
色に関しては、ダークパープルメタリックを調合してエアーブラシで塗装。
注意点はあまり艶を出さず、実機らしい光沢にする事。
低湿度の時にぬるのも大切ですね。
ブレードもエアロスパシアルブルーにスプレーしてリーディングエッジのステンレスを表現。光沢はクリヤー塗装ではなくポリッシュで表現しました。
このブレードいやっていう程水洗いしたりコインタッピングした思い出があります。
完成後最後の試験と撮影飛行を実施。
撮影はDENDE
まさにJA9863の再現となりました。
この後、北海道に発送いたしまして、到着したら飛ばすと楽しみにしていたオーナーは
「やっぱり、このまま飾っておきます、、」と
大変喜んでいただけて、DENDEと私も一安心でした。
すでにこの機体よりはやく完成していたH160もオーストラリアに発送準備していたら、オーナーから連絡があり、「今、日本に来ている!だからハンドキャリーでもって帰る!」と。まあ可能ならばそのほうが安心ですね。
この方も実機のオーナーで、実機ヘリの仕事で世界を飛び回っています。
ヘリコプターが大好きなスリランカ人の紳士です。
というわけで今月は発送が続きますね。
週明けにドクターヘリを1機香港に送ってひとまず落ち着きます。
ところで海外発送の時の税関の担当官って必ず電話がかかってきます。
すでに今までの発送履歴をすべて把握していて私のホームページもしっかり見ている様子です。
なんでも今は戦争をしているのでドローンやヘリなど飛び物の海外発送は本当に厳しいとの事です。
はやく平和になってほしいですね。