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Pitts S1S ほぼ完成

皆さんこんにちは。

2ヶ月前からテスト飛行を繰り返していましたPitts S1Sですが、いよいよ先日塗装を開始し、ほぼ塗りあがりました。

今回はフジオリジナルスが本機のキットを販売した時のパッケージ写真と同じペイントです。

前回、同じくフジオリジナルスが販売していました一回り小さい09クラスのPittsは、イギリスの現役女流ピッツパイロット、ローレン・リチャードソンの機体に仕上げました。余談ですが、前回のPittsはローレン本人からもWow Wonderful!と名誉なダイレクトメールを頂きました。

で、今回はアメリカの有名なアクロバットチーム、レッドデビルス仕様で、レジナンバーN58J ワールドチャンピョン機のペイントです。

当然赤の色調も変更しました。

ローレンの機体は、Pittsの製造会社アビアットのディープレッドでしたが今回はレトロなファインレッドといたしました。

湿度の低い無風の早朝を狙いペイント開始です。

使用したペイントはアサヒペンのクリエイティブカラースプレー ファインレッドです。

抜群の隠ぺい力と艶で発泡スチロールにもOKな使いやすいペイントでした。

重量を考慮し下地のサフェーサーなどはキャンセルしていきなりのスプレーをしました。

明るくて思った通りの色です。

数日乾燥させてデカールやマーキングに入ります。

ストライプ等はすべてフジオリジナルスのキットに付属していたものですが、経年しているにも関わらず、抜群の発色と粘度で正確で貼りやすいシールでした。

時々野外で赤の色調などを確認しながらペイントとなりました。

ほぼ完成しましたピッツは今月塗装後の試験飛行になります。

本機は来週塗装完成の試験飛行の後、仕上げの貼り線などを追加工作の予定です。

重量が2300gとなり、翼面荷重が67g/dmとなりましたのが、少し残念ではありますが抜群のシルエットや作りやすさなど本当に優れたキットだとおもいます。このようなキットが販売終了になってしまったのは残念でなりません。

本機の設計者の鈴木雅之先生は素晴らしい機体を生み出して頂き本当に感謝です。

 

もう1つ作りたいPittsはS2Aの機体で、昔のレッドイーグルスの機体ですね。

後期のクラリオンではなく、新妻さんが飛ばしていましたレッドイーグルスのペイントで!

当時、桶川の本田航空に勤務していたので、常駐格納していた本機をもっと見とけばよかったと少し後悔です。